歯医者が苦手な子どもも通いやすい!スモールステップで始める小児歯科

皆さま、こんにちは。
東急東横線「都立大学駅」から徒歩2分の歯医者【都立大学ブラン歯科クリニック】です。
「歯医者に行こうとすると泣き出してしまう」「診察台に座るだけで精一杯」という経験をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。
小さな子どもにとって、歯科医院は見慣れない器具や音にあふれた特別な空間ですから、怖がったり不安になったりするのは、ごく自然な反応です。
大切なのは、子どもの気持ちに寄り添いながら、少しずつ慣れていける工夫をしていくことです。
当院では、段階的に慣れていく「スモールステップ」と、説明して・見せて・実際に行う「TSD法」という方法を組み合わせて、お子さんが安心して通える小児歯科をめざしています。
今回は、歯医者が苦手な子どもも通いやすい小児歯科の工夫について、わかりやすく解説します。
ご家庭で実践していただけることも紹介していますので、ぜひ参考になさってくださいね。

元山 裕太郎 院長
経歴
筑波大学附属高等学校 卒業
国立 東京医科歯科大学歯学部歯学科 卒業
東京医科歯科大学 歯学部附属病院 研修医 勤務
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 う蝕制御学分野 所属
(東京医科歯科大学 歯学部附属病院 むし歯外来) 勤務
医療法人悠和会 麻布十番歯科オーラルケア 勤務
つづき歯科クリニックたまプラーザ(訪問歯科診療部) 勤務
医療法人高歯会 東歯科医院 勤務
医療法人誠慎会 峯歯科広尾商店街 勤務
現在に至る
医院名:都立大学ブラン歯科クリニック
所在地: 〒 152-0032
東京都目黒区平町1丁目25-14 右山ビル1F
歯医者が苦手な子どもも通いやすくするために大切なこと

「歯医者が苦手」という気持ちは、多くのお子さんにとって自然なことです。
お子さまにとっての通いやすさを考えるためには、まずその「苦手な理由」を理解することが欠かせません。
子どもが歯医者を苦手な理由
子どもの目線で診療室を見てみると、そこには不安を感じる要素がたくさんあります。
▪診察台やライトなど、見慣れない大きな器具がある
▪機械の音や独特のにおいがする
▪「痛いことをされるのでは」と想像してしまう
▪過去に怖い思いをした経験が残っている
子どもは大人以上に環境の変化に敏感で、わからないことに強い不安を抱きやすいのです。
不安をやわらげるための工夫
子どもが通いやすくなるためには、「できることを一歩ずつ増やす工夫」と「次に何をするのかを理解させる工夫」が大切です。
診療室に慣れるためのスモールステップと、これからの見通しを持たせるTSD法を組み合わせることで、「歯医者は怖い場所」から「自分を守ってくれる場所」へと変わっていきます。
さらに詳しくみていきましょう。
少しずつ慣れていくための「スモールステップ」

子どもが新しい環境に慣れるためには、一度に大きな挑戦をするのではなく、小さな段階を積み重ねていくことが効果的です。
これを「スモールステップ」と呼びます。
少しずつ慣れる「スモールステップ」
▪初日は診察台に座るだけ
▪次回はライトを点けてみる
▪小さな鏡を口元に近づけてみる
▪ほんの数秒だけ口を開けてみる
このように、子どもが達成しやすい目標を一つずつ用意し、できたときには「よくできたね」と大きく認めてあげます。
小さな成功体験を重ねることで、「ここなら大丈夫」という気持ちが芽生え、自然と治療へとつながっていきます。
一歩進める日もあれば立ち止まる日もありますが、あせる必要はありません。
子どもが安心して前に進めるように、お子さまのペースを尊重するのです。
これからの見通しを持たせる「TSD法」

子どもが怖がる大きな理由のひとつは、「何をされるのかわからない」ことです。
その不安を和らげる方法として、小児歯科で広く取り入れられているのが「TSD法(Tell–Show–Do法)」です。
伝える・見せる・やってみる「TSD法(Tell–Show–Do法)」
1.Tell(伝える):やさしい言葉で「これから小さな鏡でお口を見せてね」と説明します。
2.Show(見せる):実際に鏡を見せたり、触らせたりして、どんなことをするのかイメージできるようにします。
3.Do(実際に行う):説明どおりに、短い時間だけ口の中をのぞいてみます。
子どもは、約束どおりの順番で治療が進んでいくことで安心感を得られるのです。
未知のことを既知に変えていく手順を守ることで、「やってみたら怖くなかった」という体験につながります。
二つの方法を組み合わせる効果~スモールステップ+TSD法~

スモールステップで目標を小さく分け、TSD法で「何をするのか」を明確に示す……この両方を組み合わせることで、子どもが安心して挑戦できるように導いていきます。
ステップを低くして小さな成功体験を与える
たとえば、「今日は診察台に座るだけ」という目標を立てたとします。
そのときに「座ったらライトを点けてみるよ。ほら、こんな明るさだよ」と伝えてから体験させる……こうした流れを繰り返すことで、子どもの心に「できた!」という自信が少しずつ積み重なっていきます。
小さな成功から自信が生まれてくる
診療室では、最初は緊張していた子どもが、何度か通ううちに「今日は鏡を持ってみるね」と自分から言えるようになることもあります。
保護者の方と私たちスタッフが見守る中で、子どもの表情がやわらいでいく姿は、小児歯科ならではのあたたかな瞬間です。
当院の小児歯科の雰囲気~お子さまが安心して通えるように~

歯医者が苦手なお子さまの場合、当院では、初診からいきなり治療に入ることはありません。
まずは診療室の雰囲気に慣れてもらい、「ここは怖くない」と感じられるように時間をかけて進めます。
スタッフは明るい声で話しかけ、器具もすぐには使わず、見せたり触ったりしながら一つずつ慣れていけるように工夫します。
小さな達成ごとにしっかり褒めることで、子どもは「歯医者さんに行けた!」という前向きな気持ちを持てるようになります。
保護者の方にとっても、お子さんが少しずつ慣れていく姿は大きな安心につながるでしょう。
私たちは、治療をすることと同時に「歯医者に通えるように育っていくこと」を大切にし、あたたかな雰囲気づくりを心がけています。
保護者の方と歯科医院が一緒に歩むことが大切です

小児歯科は、お子さまだけでなく、保護者の方と歯科医院が力を合わせて進める診療です。
子どもはまだ自分の気持ちを整理することが難しく、不安を表情や行動で表すことが多いものです。
だからこそ、安心できる雰囲気を一緒につくることがとても大切になります。
保護者の方の安心感がお子さまに伝わります
子どもは、保護者の方の表情や声の調子を敏感に感じ取ります。
保護者の方が落ち着いた声で「大丈夫だよ。歯を守ってもらおうね」と伝えるだけで、子どもの緊張は少しやわらぎます。
反対に、大人が不安そうな態度をとると、それがそのまま子どもに伝わってしまいます。
苦手なことがあればあらかじめお知らせください
初診の前に「大きな音が苦手」「新しい場所に慣れるのに時間がかかる」などをお伝えいただけると、歯科医院は準備がしやすくなります。
あらかじめ情報を共有していただくことで、お子さまお一人お一人に合わせたステップを考え、より安心できる診療へつなげてまいります。
ご家庭でできるサポートについて
歯科医院での取り組みだけでなく、ご家庭での声かけや工夫も歯科治療をがんばるお子さまを支える力になります。
前向きな声かけと小さなごほうびを

ご家庭での声かけは、歯医者に通うお子さまの大きな力になります。
歯医者を「痛いことをされる場所」と伝えるのではなく、「歯をきれいにしてもらえる場所」「歯を強くしてもらえる場所」と前向きな言葉に置き換えてみてください。
通院の際に「今日は先生に歯を見てもらおうね」「歯を強くしてもらおうね」といった前向きな声かけをするだけで、子どもの気持ちはぐっと軽くなります。
診療後には「よくがんばったね」と笑顔で伝えたり、シールや絵本などの小さなごほうびを用意したりすることで、次の通院も楽しみやすくなります。
日常生活でできるちょっとした準備

歯医者に行く日だけでなく、普段の生活の中でもできる工夫があります。
たとえば、仕上げ磨きをするときに「歯がピカピカになるね」と前向きな言葉をかけたり、歯磨きの歌を一緒に口ずさみながら楽しく習慣づけたりすることです。
こうした日常の積み重ねは、歯を診てもらうことへの抵抗をやわらげ、歯科医院に行くときの心の準備にもつながります。
歯医者デビューは「予防」から始めるのがおすすめです

歯医者デビューは治療ではなく、定期検診から始めるのがおすすめです。
というのも、小児歯科は「むし歯を治す場所」というだけではなく、それ以前に、「歯を守り、すこやかな成長を支える場所」でもあります。
だからこそ歯医者デビューは、痛みが出てからではなく定期検診から始めることが理想的です。
診察台に座ってお口をのぞくだけなら、お子さんも安心しやすいでしょう。
はじめは、診察台に座ってお口をのぞくだけでも十分で、歯磨き指導やフッ素塗布など「痛みのない処置」で歯医者の雰囲気に慣れていくことができます。
小児歯科では、むし歯予防のためにも1歳半~2歳ごろに一度受診することが推奨されています。
将来の歯の健康を守るためにも、小さいうちから予防のための通院を習慣にしましょう。
小さなころから歯科医院に慣れることが、その後の通院をスムーズにし、将来にわたって歯を健康に保つ大きな力となるのです。
お子さまの予防・治療は「都立大学ブラン歯科クリニック」へご相談ください

【都立大学ブラン歯科クリニック】は、スモールステップやTSD法でお子さんの不安をやわらげながら、無理のないペースで通える小児歯科をめざす歯医者です。
また、マイクロスコープやルーペを用いたMI治療により、歯をできるだけ削らず残すことを重視しています。
東急東横線「都立大学駅」から徒歩2分という通いやすい立地にあり、土日も診療を行っていますので、ご家族皆さまでの来院にも便利です。
お子さんの歯医者デビューに「どこに行こうか」と迷われている方は、ぜひ当院にご相談ください。
小さな一歩から笑顔の通院につながるよう、私たちが寄り添ってサポートいたします。




